「県立美術館の現地存続を求めます」

宮城県は仙台医療センター跡地に県美術館、県民会館、NPOプラザの三施設を移転・集約し新築する計画を無理やり進めようとしています。夜は、存続を求める県美ネットの学習会に参加。
国の「公共施設つぶし」の方針にのり、目先の財政だけにとらわれ、日本モダニズム建築をリードしてきた前川建築を亡きものにしようとするとは、いかに愚かなことか😡
美術関係者や大学関係者、建築の専門家や多くの県民が現地存続を求めています。
100年使える美術館を壊し、わざわざ活断層の近くに移転なんて‼️
記念館に作品を寄贈した故佐藤忠良さんのご遺族である佐藤オリエさんからも、反対意見が寄せられています。
石膏原型の保存と修復、鋳造管理のあり方は彫刻家の記念館として先駆的なモデルとなり、作家と作品の寄贈を受ける美術館の永続的なかかわりを保証するものになった。
「可能な限り良好な状態を保持して次世代に引き継ぐこと」が、美術館の使命。アーティストあっての美術館。
このまま移転を強行するなら、宮城県の文化にとって、大きな汚点となる。
元美術館長や元副館長の言葉の何と重いことでしょうか。