「丸森町メガソーラー現地視察」

耕野地区は上水道はなく全戸、井戸水で生活しています。すでに稼働した今回とは別の太陽光発電施設により水位が低下し「水がれ」も発生しています。
計画される2つの事業は事業者は異なるものの、事業統括や用地交渉業者、施工業者は同じで隣接する場所。説明会も一緒に実施されています。どう見ても一体のものなのに、一事業ずつでは環境アセスの対象にならない。アセス逃れそのものです。
調整池の設計や計画も問題だらけ。小さな沢しかなく、大雨時にはすぐ水が溢れ道路が川のようになる。急傾斜の地形や真砂土という脆い土質、ここを森林伐採し切り土、盛り土で土地改変すれば自然災害は必至。
県の森林審議会が一事業だけを審査し「問題なし」との判断はあまりにひどい。
国も県も机上の数字や図面のみで判断するのでなく、現場の住民の声にしっかり耳を傾けるべきです。